ぶどうの花冠取り~元気に育ってね~

(6月21日 大入ぶどう畑)

ぶどうの花はそのひとつひとつが、花冠(かかん)と呼ばれるキャップのようなものをかぶっています。
この花冠がはじけるときに、おしべが勢いよく開き、飛び散った花粉がめしべについて受粉します。
はじけた後の花冠はかすとなって、房にくっついたまま残っているため、このかすを放置すると、そこに病原菌がたまり、病気になってしまいます。

花冠を取り除く作業


(茶色に枯れた花冠がたくさん付いている)


(そっと指でなでるように花冠を払い落とします。)


(きれいになったぶどうの房)

栽培専門チームのスタッフによると、
「ぶどうの栽培で一番手間がかかるのが、この花冠取りだ」ということです。
スチームだと強すぎる、エアで飛ばしてもダメ、と、機械化することができず大変な手作業となるのです。
1本の木に約10房ついているとして、木は全部で約8,500本あるので・・・気が遠くなります。

事務所のスタッフも総出の作業

今日は日ごろデスクワークが専門の事務所のスタッフも畑に繰り出してお手伝い。農作業が体験できるのもサンクゼールならではの良さですが、慣れない手つきで一生懸命花冠を落とします。
一房一房丁寧に、花冠を落としていく作業は、とっても大変ですが、ぶどうを育てていく過程で一番ぶどうの実に触れることができて、愛情を注ぐことができる時でもあります。
どうでもいい房は一つもありません。今触れた一房に「どうか病気にならずに、立派な実に育ってね」と想いを込めて、丁寧に花冠を落としていくのです。

作業の様子を動画でご覧ください。

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