サンクゼールのシードルづくり~飯綱町の天然記念物「高坂りんご」の収穫

「サンクゼールの丘」がある長野県飯綱町。
そのりんご生産量は全国の生産量の約1.3%を担っています。

日照時間が長く、昼夜の寒暖差の大きい飯綱町は、
おいしいりんごづくりにとってこの上ない絶好の環境。
そんな飯綱町のおいしいりんごしか使っていない
サンクゼールのシードルづくりをご紹介します。

 

まだ8月ですが、「高坂りんご」の収穫に行ってきました。
えっ・・・りんごって秋じゃなかったっけ。
まだ8月ですよね・・・

「高坂りんご」はサンクゼールの本店でしか販売されていない幻のシードル、
「いいづなシードル ふじ・高坂りんご」に欠かせない原料で、
飯綱町の天然記念物に指定されているほど稀少です。

「高坂りんご」は元々飯綱町の高坂地区と言う標高750mの集落で
家の庭や周辺に庭木として植樹され、お盆のお飾りや観賞のために
育てられていたそうです。

ところが1887年(明治20年)頃から飯綱町でも、
西洋から渡ってきた生食用のりんご栽培がスタートしました。
世界恐慌や第二次世界大戦を経て「高坂りんご」は経済価値が失われどんどん
衰退し、ついに昭和50年代後半には「高坂りんご」の木がたった2本に。

絶滅寸前の「高坂りんご」を守るために立ち上がったのは、
高坂地区から少し下った集落に住んでいた米澤稔秋さん。
その後継者の米澤紀之さんの畑を訪ねました。

高坂りんごは1本の木に鈴なりに実ります。
収穫すること自体はそんなに難しくないのですが、
採っても採っても、とにかく実っている数が多すぎて一向に減りません。

私たちも自然に手が動いてしまいました。
でも、かごがなかなかいっぱいにならない・・・

やっと、かごがいっぱいになる頃には枝がきれいになりました。
ですが、それはほんの一部分だけでした。。。
それでも1本でも多くシードルができますように、
1人でも多くのお客様にシードルを飲んでいただけますように。

この子たちでつくったシードルは来年5月までのお楽しみです。