いっそう愛されるワインづくりを目指して…只今「改植中」

1989年からこの地で始めたぶどう栽培。
国内外の技術者に教えを受けながら、暑い日も寒い日も、晴れの日も雨の日も雪の日も、
1日も目を離さず、手をかけて、愛情を込めて、自然とぶどうと向き合ってきました。
だけど昨年は病害などもあってかなり適房してしまったので、ぶどうに対して本当に申し訳なかった。

 

自分たちが愛情込めて育てたぶどうが、1粒残らずおいしいワインになってほしいから。
皆様にいっそう愛されるワインづくりを目指して、私たちは「改植」を決めました。
2018年はぶどう苗木の自社生産元年。
約20年もの間、絶え間なくキラキラと輝くぶどうを実らせてくれた樹に感謝しながら、
この日は1本ずつ丁寧に縄をかけ、重機で引き抜く作業。

 

エンジンの回転数を上げて縄を引っ張り上げる。
樹は引き抜かれてたまるかと大地にしがみつき、必死に抵抗。
根が土ごと盛り上がる。
土の薫りと共にぶちぶちと根の切れる低い音が響きわたる。

 

中には幹の途中でもげてしまうものも。
土にまみれたその断面は透明感のある美しい肌色だったが、
瞬く間に大地の闇に消えて見えなくなってしまいました。

 

20年来の住人がいた場所には、掘り起こされた柔らかな土と大きな穴が。
これから肥料を入れて、若い住人の入居を迎える準備。
私たちのぶどうづくりの新しい歴史が始まりました。
(次回につづく)

 

大入ぶどう園産:シャルドネ100% 【サンクゼール・シャルドネ】
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